JAIAは、会員インポーターとそのOEMによる日本市場への公正なアクセスを目指し、法的枠組み及び慣例に従い事業を実施しています。2024年度の事業計画は以下の通りです。
– 公正な市場環境の確保を目指し、JAIAは、公正かつ合理的で簡素化された自動車関連税制を実現するために、渉外活動をさらに推進します。また、輸入車ユーザーにとって適切な補助金制度となるよう渉外活動を推進します。
– 最新の統計資料、市場関係及び流通関係の関連法令、規則、技術環境規則の変更に則したハンドブックや情報をタイムリーに、そして使いやすいフォーマットで提供します。
– カーボン・ニュートラル社会の実現に向け、電動化関連の活動に注力し、会員の共通の利益を促進します。経済産業省、国土交通省、その他の関係省庁、地方自治体、団体に関連政策の見直しを要請します。ユーザーニーズを把握し、電動車両の認知度を高め、必要なインフラ整備に向けて取り組むとともに、充電時間短縮等のための技術的課題を含む諸課題(電圧制限等)に取り組みます。
また、会員が2020/2030年度乗用車燃費基準を達成するための支援を行います。
– 経済産業省、国土交通省その他関連省庁及び団体と協力して、安全、環境、使用過程車を含む関連基準や規制及び認証制度の国際調和及び申請手続きの合理化・効率化等を促進するための渉外活動をさらに推進します。
– 公正な取引の確保を目指し、JAIAは、関連する自動車公正取引協議会(AFTC)の作業部会にさらに積極的に参加します。また、自動車製造物責任相談センター(ADRC)とも連携し、消費者への適切な対応を行います。
– アフターセールス、リサイクル、⾃動⾞整備⼈材の課題克服の環境整備等の分野において、会員の活動をサポートし、関係機関の活動に参加し、必要に応じて渉外活動を行います。
– 展示試乗会の開催等市場活性化のための活動、国土交通省等への渉外活動等を通じて認証制度効率化、技術基準・環境規制の国際基準調和を図る活動を行います。
– JAIAは、国外の自動車関係団体(ACEAなど)等および国内の自動車団体等(JAMA、ACCJ、EBCなど)と、国際的に変革が進む状況を鑑み、様々な問題の意見・情報交換を行い、さらに連携を進めます。
– また、会員サービスの更なる向上にむけて、追加的なITシステムの導入やインフラの整備等による業務の効率化を行います。