〜「バイクカルチャー発祥の地・静岡で若年層の交通安全教育を考える」をテーマに実施〜
BIKE LOVE FORUM(BLF)開催実行委員会(経済産業省、日本自動車輸入組合(JAIA)をはじめとする二輪車関連団体等で構成)は、9月8日、静岡県浜松市にて「第11回 BLF in静岡・浜松」を開催し、JAIA事務局も参加しました。BLFは、バイク文化の創造を目指すとともにバイク産業の振興、市場の発展等を図ることを目的とし、バイクに関わる企業・団体・地方自治体等が核となり、利用者等も交え、関係者間で社会におけるバイクへの認知と受容、共存のあり方等を議論し活動しています。
今年は静岡県浜松市の会場「えんてつホール」において、リアル開催とオンライン配信を合わせたハイブリッド形式で開催となりました。当日の式次第として ①開会挨拶 ②開催自治体からのご案内 ③静岡県における二輪車活用事例 ④二輪車産業政策ロードマップ2030取組状況 ⑤パネルディスカッション ⑥総評・閉会挨拶 にて執り行われました。フォーラムは次第に沿い、経済産業省 西村大臣のビデオメッセージが放映され、経済産業省自動車課 清水課長や開催地の静岡県 森副知事の挨拶に始まり、「バイクカルチャー発祥の地・静岡で若年層の交通安全教育を考える」をテーマに各種議論が行われました。
併せて、経済産業省 自動車課 是安課長補佐より「二輪車産業政策ロードマップ2030※」取組状況の報告が行われました。
※二輪車産業政策ロードマップ2030: BLFの共通目標を達成するために国内外の市場毎の政策課題を整理し、課題解決のための実行施策を取りまとめたもの。以下のリンク先から具体的な取組事項をご覧いただけます。
https://www.bikeloveforum.jp/roadmap/
更に、交通安全行政に取り組む「文部科学省 総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課 安全教育推進室」「埼玉県警 交通部 交通総務課」の担当官による若年層の交通安全教育に関するパネルディスカッションも行われ、法令順守の重要性と高校生年代での安全運転教育の必要性について討議されました。総評として、日本自動車工業会 二輪車委員会 日高委員長より「若年層への交通安全教育のあり方を真剣に考える必要があること、BLFの開催目的である『世界に誇れるバイク文化』を日本で創り上げるために、若年層を含めた『安全で』『快適で』『楽しい』、そして『悲しい事故のない』バイク文化創造に、官民挙げて取り組んでいく」旨の発言が行われました。その後、次回開催地となる宮崎県担当者の挨拶が行われ、閉幕しました。
バイク・ラブ・フォーラムの翌日、JAIAをはじめとする二輪車関係団体は、ライダーにバイクで自然を満喫いただく「静岡をバイクで巡るツーリングキャンペーン(フォーラムに併せて開催。9月9日から11月30日の開催予定)」のオープニングセレモニーを浜松出世パーク葵広場にて開催しました。
BLF開催実行委員会メンバー(順不同) 経済産業省、(一社)日本自動車工業会、全国オートバイ協同組合連合会、(一社)日本二輪車普及安全協会、日本自動車輸入組合、(一社)日本自動車部品工業会、(一社)日本二輪車オークション協会、(一社)全国二輪車用品連合会、(一社)中古二輪自動車流通協会、三重県、鈴鹿市、熊本県、静岡県、磐田市、浜松市