BIKE LOVE FORUM(BLF)開催実行委員会(経済産業省、日本自動車輸入組合(JAIA)をはじめとする二輪車関連団体等で構成)は、9月27日、宮崎県宮崎市にて「第12回 BLF in 南国みやざき」を開催し、JAIA事務局も参加しました。BLFは、バイク文化の創造を目指すとともにバイク産業の振興、市場の発展等を図ることを目的とし、バイクに関わる企業・団体・地方自治体等が核となり、利用者等も交え、関係者間で社会におけるバイクへの認知と受容、共存のあり方等を議論し活動しています。
今年は宮崎県宮崎市の会場「宮崎市民プラザ オルブライトホール」において、リアル開催とオンライン配信を合わせたハイブリッド形式で開催となりました。当日の式次第として、①開会挨拶、②開催自治体からのご案内、③二輪車産業政策ロードマップ2030取組状況、④トーク対談、⑤パネルディスカッション、⑥総評・閉会挨拶にて執り行われました。フォーラムは式次第に沿い、経済産業省自動車課 伊藤課長や開催地の宮崎県 河野知事、宮崎市 清山市長の挨拶に始まり、「バイク×観光・地域振興」バイク・ツーリズムによる観光資源活用と地域振興をテーマに各種議論が行われました。
併せて、経済産業省自動車課 是安課長補佐より「二輪車産業政策ロードマップ2030※」取組状況の報告が行われました。
※二輪車産業政策ロードマップ2030: BLFの共通目標を達成するために国内外の市場毎の政策課題を整理し、課題解決のための実行施策を取りまとめたもの。以下リンク先で具体的な取組事項が確認出来ます。
https://www.bikeloveforum.jp/roadmap/
更に、オートバイ冒険家の風間深志氏と宮崎市観光戦略課とのトーク対談「SSTRに見るバイク・ツーリズムによる地域振興」が行われたほか、「電動二輪車利活用による社会課題解決」をテーマに二輪車業界に関わる有識者や団体の代表者などによるパネルディスカッションが行われました。
総評として、日本自動車工業会(JAMA)二輪車委員会 加藤委員より「多くのライダーを受け入れていただいている宮崎市ならびに観光協会への感謝の意と合わせ、二輪業界としても、ライダーが地域に歓迎されるためにも、これまで以上にマナー向上に取り組んで行くことに加え、電動二輪車は単なるガソリン車の代替ではなく、電動車ならではの良さが、お客様のQuality of life向上に繋がるとの認識のもと、商品、サービスの向上に努める」旨の発言が行われました。
バイク・ラブ・フォーラムの翌日、JAIAをはじめとする二輪車関係団体は、ライダーにバイクで自然を満喫いただく「来てん!宮崎ツーリングキャンペーン」(8月1日から11月30日の開催予定)のセレモニーを宮崎市橘通りアートセンター太陽の広場にて開催しました。
市内のメインにて、JAIA 二輪メンバー傘下の販売店(6ブランド:Benelli、Ducati、Harley-Davidson、Husqvarna、Royal Enfield、Triumph Motorcycle)、JAMA二輪メンバーの販売店並びに地元販売店等による新型二輪車やトライアルのデモンストレーション等のイベントが開催されました。
気になったモデルがあれば、ぜひお近くの正規販売店に足を運ばれてはいかがでしょうか?
https://www.jaia-jp.org/ja/member/brand-list/
BLF開催実行委員会メンバー(順不同) 経済産業省、 (一社)日本自動車工業会、全国オートバイ協同組合連合会、(一社)日本二輪車普及安全協会、日本自動車輸入組合、(一社)日本自動車部品工業会、(一社)日本二輪車オークション協会、(一社)全国二輪車用品連合会、(一社)中古二輪自動車流通協会、(一社)日本モーターサイクルスポーツ協会、三重県、鈴鹿市、熊本県、静岡県、磐田市、浜松市、宮崎市