BIKE LOVE FORUM(BLF)開催実行委員会(経済産業省、日本自動車輸入組合(JAIA)をはじめとする二輪車関連団体等で構成)は、8月25日、大分県日田市にて「第10回 BLF in大分・日田」を開催し、JAIA事務局も参加しました。BLFは、バイク文化の創造を目指すとともにバイク産業の振興、市場の発展等を図ることを目的とし、バイクに関わる企業・団体・地方自治体等が核となり、利用者等も交え、関係者間で社会におけるバイクへの認知と受容、共存のあり方等を議論し活動しています。
昨年は、コロナ禍の影響を考慮し、オンライン開催となりました。来場者を招き実施したのは3年振りとなります。当日の式次第として ①開会挨拶 ②大分県日田市のPR ③大分県における二輪車活用事例 ④二輪車産業政策ロードマップ2030取組状況 ⑤パネルディスカッション ⑥総評 ⑦閉会挨拶 にて執り行われました。フォーラムは、次第に沿い、経済産業省自動車課 清水課長や開催地の大分県 吉田副知事の挨拶に始まり、「評価されている二輪車、人気継続のためには。」をテーマに各種議論が行われました。
併せて、経済産業省 自動車課 大森課長補佐より「二輪車産業政策ロードマップ2030※」取組状況の報告が行われました。
※二輪車産業政策ロードマップ2030: BLFの共通目標を達成するために国内外の市場毎の政策課題を整理し、課題解決のための実行施策を取りまとめたもの。以下リンク先で具体的な取組事項が確認出来ます。
https://www.bikeloveforum.jp/roadmap/
更に、二輪専門誌の編集長や二輪車の流通団体のトップ等も参加し、国内の二輪市場の好調に関するパネルディスカッション「いまバイクが好調な理由、なぜ若者や女性に人気なのか」をテーマに二輪車業界に関わる有識者やジャーナリスト、団体の代表者などによる幅広いパネリストが現状分析と課題認識、今後の展望が討議されました。総評として、日本自動車工業会 二輪車委員会 安部委員より「BLF開催実行委員会は一丸となって、二輪車の市場活性に向けた施策への取り組みを報道関係者やユーザーの皆様のご理解・ご協力を賜りながら足を止めることなく、着実に推進していく」旨の発言が行われました。その後、次回開催地となる静岡県担当者の挨拶が行われ、閉幕しました。
バイク・ラブ・フォーラムの翌日、JAIAをはじめとする二輪車関係団体は、ライダーに大自然を満喫頂く「大分・阿蘇ツーリングキャンペーン(フォーラムに併せて開催。8月26日から11月末日の開催予定)」の出発式も開催しました。
式典の会場となった「オートポリス」は、二輪最高峰の国内レースも開催される会場となっており、一般ライダーによる貴重な体験となるサーキット走行会も開催されました(参加台数:53台、内輸入二輪車:8 台)。
また、走行会は、大分県警察本部の協力を得て、白バイの先導が加わりました。
BLF開催実行委員会メンバー(順不同) 経済産業省 (一社)日本自動車工業会 全国オートバイ協同組合連合会 (一社)日本二輪車普及安全協会 日本自動車輸入組合 (一社)日本自動車部品工業会 (一社)日本二輪車オークション協会 (一社)全国二輪車用品連合会 (一社)中古二輪自動車流通協会 三重県 鈴鹿市 静岡県 浜松市 磐田市 熊本県 大分県 【協力】日田市