2月18日、Groupe PSA Japan 株式会社は、THE CORE KITCHEN/SPACE (東京都港区)にて「オペル」のプレス発表会を開催しました。当日、アンジェロ・シモーネ代表取締役社長が出席し、オペルが2021年に日本市場へ再参入することを発表しました。
日本市場参入時には、ドイツ本国でもベストセラーとして知られる「CORSA(コルサ)」、スライドドアを備えるファミリーワゴン「COMBO LIFE(コンボ ライフ)」、そして、クロスオーバーSUV「GRANDLAND X(グランドランドX)」の3モデルが導入される予定です。いずれのモデルも先進安全装置が搭載される予定です。
オペルオートモビルGmbHのCEOおよびグループPSA執行委員を務めるミヒャエル・ローシェラー氏も挨拶を行い、「かつてオペルは日本の販売店やユーザーを失望させましたが、復活後は撤退はしません」と明言しました。このタイミングでの再参入については、「オペルがドイツブランドとして高く評価されており、企業としての経営状態が安定していること」「日本市場が世界で3番目に大きな自動車市場であること」などを理由として挙げました。
国内におけるディーラー展開については、Groupe PSA Japan 株式会社の直営事業に組み込む形で、インフラ整備と専門技術の習得に力を入れていき、東京、横浜、名古屋、大阪などの都市部を中心にパートナーを募集していく予定です。目標販売台数については明言しませんでしたが、CS(顧客満足度)と収益の最大化を重点に置き、それを実現する中で、結果として台数がついてくるとの見解を示しました。
2月18日以降、オペルの公式サイトをリリースし、そこではブランドやプロダクトを紹介していく予定です。今後の続報にご期待ください。
○オペル 公式サイトについてはこちらから。
https://www.opel.jp/en/index.html