JAIA二輪車委員会は、4月19日(水)・20日(木)の2日間にわたり、第 3 回輸入二輪車試乗・展示会を開催いたしました。
本イベントは、日本自動車輸入組合(JAIA) 二輪車委員会がメディアの皆さまを通じ、輸入モーターサイクルの魅力を広範囲に発信していただくことを目的として定期的に実施しているものです。
8か国の歴史・文化に育まれた個性的なスタイルや乗り心地を、ファンの皆さまのみならず、これまでモーターサイクルに触れる機会の少なかった層にも届けていただけるよう、本年もさまざまなイベントを企画いたしました。
神奈川県・大磯プリンスホテルロングビーチの広大な駐車場には、10社14ブランドから、最新モデルを含む100台の二輪・三輪車が出展されました。
会期中はときおり強風が吹きながらも晴天に恵まれ、71媒体・152名の報道関係者にご参加いただきました。
事前にヒアリングした試乗希望に沿ってスケジュールを調整し、試乗時間(90分)内で場内特設コース・会場周辺を自由に試乗していただきました。
また、効率的に撮影を行っていただけるよう、カテゴリー別の展示も実施いたしました。
洗練されたテクノロジーをふんだんに投入したフラッグシップや、市場のトレンドを敏感に反映した一台、クラシックなスタイルに先端技術を秘めた注目のカスタムモデルなど、“サムシングディファレント”な個性を心ゆくまで体感していただきました。
今後も市場活性化を目的とした合同イベントを継続的に開催し、さらに多くの皆さまに輸入二輪車の魅力を発信していく予定です。
今回出展した JAIA 二輪車委員会メンバーの取扱ブランドとオフィシャルサイトは、以下の通りです。
http://www.bmw-motorrad.jp/jp/ja/index.html
R nineT(アール・ナインティ)シリーズに、Racer(レーサー)、Urban G/S(アーバン・ジーエス)、Pure(ピュア)の3モデルが加わりました。2016年発売のScrambler(スクランブラー)を含む5つのモデルは、いまではBMWMotorradの中核をなす“R nineTファミリー”として確固たる存在感を放っています。空冷フラットツインエンジン+シャフトドライブのオーセンティックなディテールを継承しつつ、電子制御を極力抑えたソリッドなパフォーマンスが、BMWライディングの遺伝子を存分に味わわせてくれます。
http://www.brp-jp.com/spyder/index.html
本年発売されたF3-Sデイトナ500は、伝説のレーストラックで競い合うマシンにインスパイアされたスポーティなモデルです。独自のUFIT(ユーフィット)システムが、フットペグ・ハンドルバーの自在な位置調節を可能にしました。ライダーひとりひとりにジャストフィットする、快適で爽快なライドを約束してくれる一台です。
http://www.ducati.co.jp/index.do
SuperSport(スーパースポーツ)の名称が復活。10年あまりの時を経て登場した“新スーパースポーツ”は、サーキット走行をはじめ、市街地走行などのデイリーユースから、ツーリングでのワインディングロード走破にいたるまで、あらゆる場面でのスポーティなライディングを楽しませてくれるでしょう。エンジンもマイルドなフィーリングで、よりライダーフレンドリーな仕上がりとなりました。
http://www.harley-davidson.com/content/h-d/ja_JP/home.html
STREET ROD(ストリートロッド)はSTREET750直系の新モデル。街乗りに適した取り回しはそのままに、新型ハイアウトプットRevolution Xエンジンが搭載され、馬力が18%、トルクは8%強化されています。価格も1,070,000円〜と手頃に設定され、現オーナーのみならず、リターンライダーや初めてハーレーを購入する方にも訴求するモデルです。
本年フルモデルチェンジした1290 SUPER ADVENTURE S(スーパーアドベンチャー・エス)は、ツーリングに集中するための性能を極限まで追求したモーターサイクル。1人乗り、1人乗り+荷物、2人乗り、2人乗り+荷物など、細かい設定が可能なライドモードや、トラクションコントロール、角度によってライトの点灯が変化するバンクセンサーなど、豊富なデジタルアシストが旅をいつでも快適にアシストします。
Racing S 125にIoVテクノロジー“Noodoe(ヌードー)”を搭載した特別仕様車が展示されました。専用モニターと操作スイッチ、スマートフォン用アプリにより構成されるNoodoeには、持ち主が近づくとライトが光って居場所を知らせてくれる機能や、走行中には天気予報、コンパス、時計、到達時間などを表示するモードが備わっています。バイクと人間をより身近にしてくれるテクノロジーです。
http://www.piaggio.co.jp/index.html
「公道で操縦できる究極のスーパースポーツ」こと、アプリリアRSV4RFの2017年モデルが、排ガス基準EURO4に対応し、本国仕様と同じ出力設定になりました。さらに洗練された電子制御APRC(アプリリア・パフォーマンス・ライド・コントロール)はカラーTFTメーター搭載のコンピュータで制御され、PCやスマートフォンを使用するとさらに細かいセッティングが可能となります。
Type9EVO(タイプナイン・エヴォ)、Type5EVO(タイプファイブ・エヴォ)に新カラーリングが登場しました。イエローラインとピンストライプ調のロゴが、一本筋の通ったカスタム感を演出します。また会場では、東京モーターサイクルショーでも披露された250ccコンセプトモデルも展示されました。湯たんぽを思わせるユニークなサイレンサー形状が、スチームパンキッシュな独自の和テイストを主張しています。
http://www.triumphmotorcycles.jp/
2月に発売されたBonneville Bobber(ボンネビル・ボバー)は、爆発的な流行を見せているボバースタイルの源流であるトライアンフが満を持して投入したモデルです。新開発のリジッド型フレームは、シート下に専用のリアサスを配し、ビンテージスタイルを踏襲しながらも現代風のアレンジを巧みに加えています。アメリカンボバーとは一線を画す、ネオレトロなスタイルが持ち味です。
http://www.indianmotorcycle.co.jp/
インディアンのフラッグシップモデルである“ロードマスター”は、電動ウインドシールド、シートヒーター、LEDヘッドライト、パッセンジャー用アームレストなどラグジュアリーな装備をふんだんに盛り込んだ最高級仕様車です。“スカウト”には新開発の水冷DOHCエンジンを採用。アメリカンクルーザーとしては破格の100馬力を叩きだし、そのパワーを受け止める現代的な鋳造アルミフレームと相まって、軽やかさとパワーを絶妙にバランスさせています。