日本自動車輸入組合(JAIA)は2012年1月31日(火)から2月2日(木)の3日間、神奈川県の大磯プリンスホテルをベースとして、報道関係者を対象とした恒例の輸入車試乗会を開催しました。
今回は、ご来場いただいたお客様の中から、石川 真禧照さんと飯田 裕子さんから当試乗会に対するコメントをいただきました。どうぞご覧ください。
日本自動車輸入組合(JAIA)は、自動車の輸入を促進し、輸入車市場の発展に寄与することを目的に、自動車の輸入が自由化されてまだ間もない1965 年(昭和40年)、輸出入取引法に基づく非営利法人として、通商産業省(現経済産業省)の認可により設立されました。
海外の自動車メーカーと直接の輸入契約を結ぶ正規輸入事業者(インポーター)によって構成される会員制度を採っており、海外メーカーが日本市場に進出するにあたり、できるだけスムーズなビジネス展開ができるよう、様々な分野で活動を行っています。
その活動の一つが、この輸入車試乗会です。当試乗会は、輸入車がまだ外車と呼ばれ、市場規模も現在と比較して格段に小さかった1982 年に初めて開催しました。報道関係者がJAIA 会員インポーター各社が取り扱う各ブランドの最新モデルにご試乗し、輸入車の持つ魅力を広く発信していただく機会として、またときには、各社担当者とのコミュニケーションのなかで、輸入車に対する貴重なご意見を頂戴する場として、毎年この時期の恒例行事として開催しています。
JAIAは、1982年から1985年まで箱根観光ホテルで、1986年からは大磯プリンスホテルで輸入車試乗会を開催しており、今回で32回目を迎えることができました。
今回は、会員インポーター14社から、23ブランド91台の最新モデルの試乗車両の出展があり、3日間で延べ525名のお客様(報道関係者)にご来場いただきました。
試乗時間は、朝9時から16時半まで。
受付業務や鍵の受け渡し、スケジュールの確認などを行うスタッフは、朝7時からお客様の来場を待ちます。
冬季に開催する試乗会の運営上、路面状況は常に気になるところですが、今回は3日間を通して晴天に恵まれました。気温が低かったり、風が強かったりした日もありましたが、初日は朝から富士山が顔を出してくれました。
一方で各社の車両管理スタッフは、車両準備に余念がありません。皆様にベストのコンディションでご試乗いただくため、タイヤ空気圧などのチェックや最後の磨き上げを行います。
そして9時になり、試乗会がスタート。各試乗車が一斉に試乗コースへと向かいます。1回の試乗時間は90分または45分です。試乗希望が集中した車両は、45分枠にすることにより多くの皆様にご試乗いただくようにしています。
この試乗会は、最新の輸入車を同じ条件で比較試乗し、メーカーの設計思想の違いを感じていただくことができることが最大の特長でありますが、一方で自動車専門誌等の媒体各社にとっては、最新の輸入車の写真を一気に撮る機会でもあります。大磯プリンスホテルの海側に広がるロングビーチの広大な駐車場では、このような撮影風景が見られます。
懇談ルームには、各社の最新モデルのカタログとカレンダーなどのグッズが並べられます。
16時30分になり、最後の試乗枠が終了し、各車ホテルの駐車場に戻ってきました。夕陽が会場に差し込んでいます。
すべての試乗を終え、お客様をお見送りした後も、各社の車両管理スタッフは、車両のコンディションを確認し、給油・洗車など、翌日の試乗の準備を行います。
○第31回輸入車試乗会2011(JAIAレポート)についてはこちらから。
https://www.jaia-jp.org/ja/news/shijokai_31/
○第30回輸入車試乗会2010(JAIAレポート)についてはこちらから。
https://www.jaia-jp.org/ja/news/shijokai_30/
○第29回輸入車試乗会2009(JAIAレポート)についてはこちらから。
https://www.jaia-jp.org/ja/news/shijokai_29/
○第28回輸入車試乗会2008(JAIAレポート)についてはこちらから。
https://www.jaia-jp.org/ja/news/shijokai_28/
○第27回輸入車試乗会2007(JAIAレポート)についてはこちらから。
https://www.jaia-jp.org/ja/news/shijokai_27/
※カッコ内は、オプションを含まないメーカー希望小売価格(消費税込み)を表します。